「機種変更に行ったら、知らないオプションが3つも付いていた…」
「『最初の月は無料なので、来月外してください』って、どういうこと?」
「断りたいけど、店員さんに悪い気がして言い出せない」
こんにちは、スマホパパです📱
私は携帯ショップで8年働き、店長もしていました。そのあと5年、iPhoneの修理をしていました。つまり、オプションを「お願いする側」に長くいた人間です。
オプションというのは、毎月のスマホ代に上乗せされる「追加のサービス」のことです。動画が見放題になるもの、留守番電話、故障したときの保険などがあります。
この記事では、お店の中にいた立場から、
- なぜお店はオプションを勧めてくるのか
- 要らないオプションの断り方(言い方の例つき)
- 付いてしまったオプションの外し方
を、やさしくお話ししますね😊
先に、自分が毎月どれくらいネットを使っているかを知っておくと、お店で迷う時間がぐっと減ります。確かめ方はこちらの記事でまとめています。
→ 「毎月何GB使ってる?」通信プランの選び方
1. なぜショップは、オプションを勧めてくるの?
「お店が儲けたいからでしょ?」と思う方が多いと思います。半分当たりで、半分は少し違います。
1-1. お店は「何人が入ったか」を見られている
携帯ショップは、通信会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)から、「契約したお客さんのうち、何人がオプションに入ったか」という割合を見られています。
この割合が、お店の成績の一つになります。成績が足りないと、通信会社からお店に入ってくるお金が下がってしまう。お店を続けていくために、店員さんは数字を追いかけているんです。
よく「ノルマがあるんでしょ?」と聞かれますが、私の感覚では「ノルマ」というよりお店の目標です。ただ、届かないとお店そのものが回らなくなるので、軽い目標ではありません。
1-2. 「来月外していいですよ」と言われるわけ
この割合は、1か月ごとに区切って数えられます。
だから、契約したその月にオプションに入ってもらえれば、お店の数字としてはひとまず足ります。「最初の月は無料なので、来月外してもらって大丈夫です」という言い方が生まれるのは、このためです。
つまり、このときの店員さんは「あなたに必要だから」ではなく、「お店の事情で」お願いしていることが多い、ということです。
店員さんが悪い人というわけではありません。ただ、事情を知っておくと「断ったら悪いかな…」と気をつかう必要は、ぐっと減ると思います。
2. 要らないオプションの断り方
2-1. いちばん効くのは「はっきり言う」こと
上手な言い回しを探したくなりますよね。でも、お店にいた私の答えはシンプルです。
要らないなら、はっきり「要りません」と言う。これがいちばん早くて、おたがいに楽です。
「考えておきます」「あとで決めます」のような、ぼかした言い方をすると、店員さんは「まだ迷っているのかな」と受け取って、説明を続けることになります。そのぶん、お店にいる時間も長くなってしまいます。
そのまま使える言い方を、いくつか置いておきますね。
- ⭕「オプションは付けずにお願いします」
- ⭕「今日は、本体と料金プランだけで大丈夫です」
- ⭕「無料の月があっても、付けないでください」
ポイントは、理由を言わなくていいことです。理由を話すと、その理由に合わせた別のオプションを案内されることがあります。短く、ていねいに、が一番です。
2-2. 「今しか入れません」と言われたら
中には本当に、最初の契約のときにしか入れないオプションもあります。たとえば、留守番電話やキャッチホン(通話中に別の電話が入ったことを知らせる機能)をまとめたものや、スマホの保険です。
それでも、私の考えではたいていの人には要りません。仕事でスマホを一日中使う人なら役に立つかもしれませんが、ふだん家族と連絡を取ったり、写真を撮ったりする使い方なら、なくても困らないことがほとんどです。
「今しか入れない」は、「今入らないと損をする」という意味ではありません。それだけで決める理由にはならない、と覚えておいてください。
ショップに行く前に開くLINE、つくりました。友だち追加して【台本】と送るだけで、お店で使える断り方の台本が届きます(無料)。
元携帯ショップ店長のスマホパパが、お店で困らない言い方をまとめています。
2-3. 「今日だけ」「月末まで」の特典はどう考える?
ここは少しややこしいので、分けて考えましょう。
本体の値引きなどの「今日だけ」「月末まで」という特典は、本当にその日で終わることがあります。もともと買い替えるつもりで、気になっている特典なら、その日に決めるのもありです。
ただし、特典の話と、オプションの話は別です。「特典を使うなら、このオプションも」と一緒に出てきたら、「特典は使いたいです。オプションは付けずにできますか?」と、一つずつ確かめてください。
電話をかけ放題にするオプションも、使い方によっては要らないことがあります。自分に必要かどうかは、こちらで確かめられます。
→ 「かけ放題、損してない?」通話3パターンで診断
3. 付いてしまったオプションは、あとから外せる
「もう付けてしまった…」という方も、安心してください。オプションは、あとから外せます。
3-1. 「勝手に付いていた」の正体
「知らないうちに付いていた」という声はとても多いです。でも、お店にいた私から見ると、多くの場合、説明そのものはされています。
契約の最後は、説明が長くて疲れている時間です。そこで「便利なので付けておきますね〜」と軽く言われて、つい「はい」と返してしまう。これがいちばん多い流れです。
なので、契約の最後に「今日付いたオプションを、全部教えてください」と一言聞いてみてください。紙やスマホの画面で、その場で確かめられます。
3-2. 外し方は2つ
- 自分で外す:My docomo・My au・My SoftBank のような、各社の会員ページから外せます。スマホだけで、お店に行かずにできます。
- お店で外してもらう:ショップでも外せます。このとき、契約したお店とは別のお店に行くのがおすすめです。同じお店だと、数字の事情があるので、引き止められることがあるからです。
「最初の月は無料」のオプションを付けた場合は、その日のうちに、外す日をスマホのカレンダーに入れておくと安心です。外し忘れると、そのまま毎月お金がかかり続けます。外していい日がはっきりしなければ、その場で店員さんに聞いておきましょう。
毎月のスマホ代が高いと感じている方は、オプションも含めて一度見直してみてください。ふつうの家庭がどれくらい払っているかは、こちらの記事にまとめています。
→ スマホ代、払いすぎていない?平均と見直し方
4. 親のスマホの契約は、できれば付き添う
ここは、子育て世代の方にぜひ伝えたいところです。
お店にいて感じていたのは、年配の方は若い店員さんにやさしく、親切にしてもらうと、たいていのことを「いいよ」と受け入れてしまうということです。全員ではありませんが、そこにつけこむ店員さんがいるのも事実です。
だから、親御さんが機種変更や契約に行くときは、できるかぎり付き添ってあげてください。横に家族がいて「オプションは要らないです」と言ってくれるだけで、話はずっと短く終わります。
付き添えないときは、行く前に電話で「オプションは付けないでね、と最初に言ってね」と一言伝えておくだけでも違いますよ。
5. 断る場面そのものを減らす、行く前の準備
じつは、いちばん楽な断り方は「断る場面を作らないこと」です。お店で迷っている時間が長いほど、いろいろな案内を受けることになります。
私がお店にいたころ、お客さんにお願いしたかったことは、この3つでした。
- 先月どれくらいネットを使ったかを見ておく(各社の会員ページで見られます)
- 新しい料金プランと機種を、家で決めておく
- スマホの中身を保存しておく(写真やLINEなど)
「これにします」と決めて行けば、店員さんも説明する量が減り、お店にいる時間も短くなります。待ち時間が長いのが嫌な方ほど、家での準備が効きますよ。
私のAIの相棒が、元携帯ショップ店長の私に、ショップとスマホの疑問を十五問きいてまとめたnoteもあります。この記事で書いたのは、そのうちの最初のほうの話です。店を出たあと、家で起きることの話も読みたい方は、残りの十問をこちらでどうぞ。
→ AIが、元携帯ショップ店長に十五問きいた(note)
まとめ
最後に、今日のポイントをおさらいしますね。
- お店がオプションを勧めるのは、通信会社から「何人が入ったか」を毎月見られているから
- 要らないなら、理由を言わずに「付けずにお願いします」とはっきり言う
- 「今しか入れない」も、たいていは要らない。特典の話とは分けて考える
- 付いてしまったら、会員ページか、契約したのとは別のお店で外せる
- 親の契約は、できるかぎり付き添う
断るのは、わがままではありません。店員さんも、はっきり言ってもらえたほうが、じつは助かります。
次にショップへ行くときは、ぜひ「オプションは付けずにお願いします」の一言から始めてみてください📱✨


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