「2年たったらまた新しいのに変えられます」——スマホを契約したとき、そんな案内を受けた方も多いのではないでしょうか。いわゆる「さきどりプログラム」のような、2年契約で端末を返却すると新機種に機種変更できるプランです。
気づけば契約から2年が近づいてきて、「そろそろ案内が来たけど、返した方がいいのか、返さずに売った方が得なのか分からない」「そもそも何を比べればいいのか分からない」……そんな声を修理の現場でもよく聞いていました。今日は、この「返す」か「売る」かの判断ポイントを、できるだけ分かりやすく整理してみます。🙋♂️
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「さきどりプログラム」的な仕組み、実はシンプルです
各キャリアが用意しているこの手のプランは、呼び方こそ違いますが、基本の仕組みはだいたい共通しています。
- スマホを分割払いで買うとき、最初から「2年後に返却したときの下取り価格」を決めておく(この金額のことを「残価」と呼びます)
- 毎月の支払いは、本体価格からその「残価」を引いた分だけを分割で払う形になります。だから月々の負担が軽く感じられるんですね
- 2年たったタイミングで、端末を返却すれば残りの支払いが免除され、新しい機種に乗り換えられる
- 返却しない場合は、残っている分(残価分)を払うか、そのまま使い続けることも選べる
つまり「今使っているスマホを、2年後に返す約束をすることで、毎月の支払いを安くしてもらっている」ようなイメージです。2年後に「返す」「そのまま持つ(残っている残価を払う)」「売る」の3つの選択肢が生まれる、というのがポイントです。
返却する vs 中古で売る、どっちが得になりやすい?
ここが一番知りたいところだと思います。結論から言うと、「絶対にこっちが得」とは言い切れず、状況によって向き不向きが変わります。いくつかの条件で整理してみますね。
返却が向いていそうなケース
- 次の新機種にすぐ乗り換えたい気持ちが強い方(このプログラムはもともと「2年後に返却すれば新機種に交換できる」という仕組みが前提なので、乗り換えたい気持ちが強い方ほどお得に使えます)。たとえば「子どもが写真をたくさん撮るのでストレージ(保存容量)がいっぱいで、新しい機種に変えたい」というご家庭も、このケースにあたります
- 端末に画面割れ・大きな傷・水没歴などがあり、中古買取に出すと大幅に金額が下がりそうな状態の方(返却は多少の傷であれば追加費用なしの場合が多く、買取の審査より条件がゆるいことがあります)。「小学生の子どもがいて、正直スマホの傷や汚れが気になる」というご家庭は、無理に高値を狙うより返却の方が気持ち的にもラクなことが多いです
- 相場を調べたり、買取店に持ち込む手間をかけたくない方(返却は郵送や店頭で完結する手軽さがあります)。共働きで忙しく、査定のために店舗へ行く時間が取りにくいご家庭にも向いています
中古で売った方がお得になりやすいケース
- その機種がまだ人気で中古相場が高い状態のとき(発売から日が浅い・人気シリーズなどは、「残価」として決められていた金額より高く売れることがあります)。「発売してまだ1年ちょっとのモデルを使っている」という方は、一度中古相場を調べてみる価値があります
- 本体がきれいな状態で、付属品(箱・充電ケーブルなど)も揃っている方(状態がよいほど買取の金額は上がりやすい傾向です)。ケースやフィルムを最初からつけて大事に使ってきたご家庭は、思った以上に高く売れることもあります
- すぐに次機種へ乗り換える予定がなく、しばらく今の端末を使い続けたい、または売って現金化だけしたい方。「今のスマホで特に不満はないけれど、家族の古い端末を整理してお小遣いにしたい」という方にも合っています
目安としては、「今使っている機種の中古相場」と「プログラムで決められている残価」を見比べてみることです。中古相場の方が高ければ売却が有利になりやすいです。反対に、相場が下がっていたり端末の状態がよくなければ、返却の方が手間なく済むケースが多いといえます。相場は日々変わるので、あくまで「そのときの状況しだい」という前提で見てくださいね。
迷ったときは、まず買取店の無料査定で「今の端末がいくらになりそうか」を確認してから、返却するかどうかを決めても遅くありません。査定だけなら費用はかからないお店がほとんどなので、比べる材料として気軽に使ってみるのがおすすめです。
中古買取に出すときに気をつけたいこと
「売る」を選んだ場合、いくらで売れるかだけでなく、事前の準備も金額や後々のトラブル防止に関わってきます。修理の現場でも、この準備不足でひと手間かかっているのをよく見てきました。ここでは、スマホが苦手な方でも迷わずできるように、手順を少し詳しく説明します。
- データのバックアップと引き継ぎ:写真・連絡先・LINEのトーク履歴などは、買取に出す前に必ず新しい端末やクラウド(インターネット上の保管場所)に移しておきましょう。iPhoneなら「設定」→自分の名前→「iCloud」から自動でバックアップできます。Androidなら「設定」→「システム」→「バックアップ」から同じことができます。「売った後に写真が戻らない」というのが一番多い後悔パターンです
- 初期化(買ったときの状態に戻すこと):個人情報を消してから手放すのは必須です。iPhoneなら「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。Androidなら「設定」→「システム」→「リセットオプション」→「すべてのデータを消去(初期化)」から行えます。あわせて、iPhoneの「探す」機能や各種アカウントのログアウトも忘れずに(ログインしたままだと買取そのものを断られることもあります)
- SIMカード・SDカードの抜き忘れ:意外と多い忘れ物です。返却・買取どちらの場合も、本体を渡す前に必ず確認しましょう。SIMカードは本体側面の小さな穴に付属のピンを差し込むと取り出せるトレイに入っています
- 傷・付属品の有無をチェック:画面の傷、バッテリーの状態(バッテリーがどれくらいへたっていないか)、箱や付属ケーブルの有無で金額が変わります。売る前に一度写真を撮って状態を確認しておくと、査定(お店に値段をつけてもらうこと)のときの説明もしやすくなります
- 複数の買取先を比べてみる:買取価格はお店によって差が出ることがあります。1社だけで即決せず、比較してから決めるのがおすすめです
👉 中古買取に出すか迷ったら、まずは比較してみるのが安心です。送料無料で高価買取をうたっている 【ふるいち】なら、自宅からスマホ・タブレットの宅配買取を申し込めるので、まずは無料査定で今の端末がいくらになりそうか見てみるのもひとつの方法です。
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よくある質問
Q. 今のスマホが型落ちでも売れますか?
A. 型落ち(発売から時間がたったモデル)でも買い取ってもらえることが多いです。金額は新しいモデルより下がる傾向がありますが、ゼロになることは少ないです。特に画面が割れていない、バッテリーの減りが極端に早くないといった状態であれば、査定を出してみる価値はあります。「もう古いから値段がつかないだろう」と決めつけず、まずは無料査定で確認してみるのがおすすめです
Q. LINEのトーク履歴は消えちゃいますか?
A. 何もせずに初期化すると、トーク履歴は基本的に消えてしまいます。事前に「トーク履歴のバックアップ」をしておけば、新しい端末に引き継ぐことができます。iPhoneならLINEアプリの「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ・復元」からiCloudにバックアップ、Androidなら同じくLINEの設定からGoogleドライブにバックアップできます。買取に出す前に、必ずこの作業を済ませておきましょう
Q. 返却と売却、どちらも忘れずにやることはありますか?
A. どちらを選ぶ場合でも、「データのバックアップ」「初期化」「SIMカードの取り出し」の3つは共通して必要です。返却だから何もしなくていい、というわけではないので、この記事の「中古買取に出すときに気をつけたいこと」を参考に、手放す前の準備は同じように行ってくださいね
まとめ:焦らず「相場」と「端末の状態」を確認するところから
2年契約の満了が近づくと、キャリアからの案内でつい急いで決めてしまいがちですが、返却も売却も、いつでもできるわけではないぶん、判断材料をそろえてから決めても遅くはありません。次にとる行動を3つのステップに整理してみました。
- ステップ1:今の端末の中古相場を調べる——お使いの機種名で検索するか、買取店の無料査定サイトで確認してみましょう
- ステップ2:本体の状態を確認する——画面の傷、バッテリーの減り具合、箱や付属品が残っているかをチェックします
- ステップ3:次の機種への乗り換え意欲を考えたうえで、返却か売却かを決める——迷ったら、この記事の「返却が向いていそうなケース」「中古で売った方がお得になりやすいケース」を見比べてみてください
この3つのステップを踏むだけで、「返す」か「売る」かはだいぶ選びやすくなるはずです。ご家族のスマホの契約更新が近づいている方は、ぜひ一緒に確認してあげてくださいね。📱

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