こんにちは!スマホパパ@Apple正規修理のプロです👨👩👧👦
先日、40代くらいの奥様が少し困った顔で来店されました。
「スマホを子どもと一緒に使ってるんですけど、毎月“GBが足りません”って出るんですよ。
子どもは“ギガ死した!”とか言って笑ってますけど、正直なにが起きてるのか分からなくて…」
これ、ほんとによくあるお悩みなんです。
「GBってなに?」「制限ってどんな仕組み?」「最近やたら“大容量プラン”を勧められるのはなぜ?」
こういった疑問を、今日はママさんでもすっきり理解できるように解説しますね✨
① 通信容量(GB)とは?
まず、スマホでいう「GB(ギガ)」とは “インターネットを使う量” の単位です。
スマホは電話以外のことをするとき、ほとんどが「通信」でデータをやり取りしています。
例として👇
- YouTubeの動画を1時間見る → 約1GB前後
- LINEやメールのやりとり → 1日中やっても数百MB程度
- 写真を10枚送る → 数十MB
💡イメージすると…
毎月もらえる通信容量は「水道タンクの水」と同じです。
スマホでネットを使うたびに、その水が少しずつ減っていきます。
水を全部使い切ってしまうと、新しい水が出にくくなる=通信制限になるんです。
② 通信制限がかかるとどうなる?
例えば、3GBや5GBのプランを契約していると、動画やSNSを中心に使えばすぐに上限に到達してしまいます。
では、制限がかかると実際に何が起きるのか?
👉 ネットの速度が 128kbps くらいに制限されます。
これってどれくらい遅いか、ピンと来ないですよね。
ここで「水道ホース」を使った例えがわかりやすいんです👇
普段の通信は“太いホース”から水をジャーッと流すイメージ。
動画も画像もスイスイ流れてきます。
でも制限がかかると、“ストローくらいの細さのホース”に変えられてしまうんです。
もちろん水(データ)は出るけど、ポタポタとしか出てこない。
コップ一杯の水(=動画や画像)をためるのに何十秒もかかる状態です。
つまり、LINEの文字メッセージやメールくらいなら何とか読めるけど、
動画・SNS・画像の多いページは「いつまで経っても読み込めない…」となっちゃうんです😅
③ どのくらいで制限がかかりやすい?
- YouTubeやNetflixを毎日1時間見ている → 1か月で30GB以上必要
- InstagramやTikTok中心の使い方 → 写真や動画が多いので10GBじゃ全然足りない
- 家にWi-Fiがない家庭 → スマホ通信だけで家族全員が使うため、すぐに上限オーバー
昔は3GBや5GBでも十分だったのに、今は動画やSNSが中心なのであっという間に足りなくなるわけです。
④ なぜ“大容量プラン”が増えてきたのか?
ここ数年、20GB・50GB・無制限など、大容量プランが一気に増えました。
理由は簡単で「みんなが使うデータ量が爆発的に増えた」からです。
データ量が増えた背景
- YouTubeやNetflixなど動画サービスが普及
- TikTokやInstagramなど“動画メインのSNS”が当たり前に
- コロナ以降、テレワークやオンライン授業でZoomなどを利用する機会が増えた
- 音楽もダウンロードじゃなくストリーミング再生が主流に
つまり、通信容量の消費スピードはここ10年で何倍にも膨れ上がったんです。
だからこそ、携帯会社も小容量プランだけじゃなく“大容量”を用意せざるを得なくなったんですね。
⑤ ママさんが覚えておきたい使い分けポイント
- 家にWi-Fiがある家庭
👉 外での通信は少ないので3GB~5GBでも十分。
👉 家ではWi-Fiで無制限に使えるから、スマホの通信量はほとんど減りません。 - 家にWi-Fiがない家庭
👉 スマホ通信がライフラインになるため、20GB以上の大容量プランが必須。
👉 動画視聴や子どものオンライン学習は全部ここにのしかかるから注意! - 子ども用スマホの場合
👉 あえて小容量プラン(3GBなど)にしておくと使いすぎ防止になる。
👉 ただし、家にWi-Fiがなければ不便になるので、そのあたりのバランスは親が調整を。
⑥ まとめ|通信容量を理解してスマホを賢く使おう
✅ 通信容量(GB)は「毎月のインターネット用の水道タンク」
✅ 制限がかかると「ホースがストローに変わる」くらい遅くなる
✅ 動画やSNS中心の生活でデータ消費は一気に増えている
✅ 大容量プランが増えたのは、利用者のニーズが変化したから
✅ 家にWi-Fiがあるかどうかで、最適なプランは大きく違う
スマホは毎日の生活に欠かせない相棒です。
「なんとなくプランを選ぶ」より、「自分や家族がどれくらい使うのか」を知って選べば、
無駄な出費を抑えつつ、ストレスのないスマホライフが送れますよ😊
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