こんにちは!スマホパパ@Apple正規修理のプロです👨👩👧👦
先日、お店に来られた40代くらいの奥様が、少し焦った表情でこう言いました。
> 「ネット記事を見てたら“スマホが遅くなっています!今すぐクリーナーを入れてください”って広告が出てきたんです。
> つい心配になってダウンロードしたら、広告だらけになってまともに操作できなくなって…」
実はこれ、最近かなり増えている相談なんです。
しかも、ウイルスではないけど結果的に困った状態になるという、ちょっとややこしいケース。
今日は、スマホ初心者の方でも、そしてお子さんにも説明できるくらいシンプルに、
「スマホのウイルスとは何か」と「ウイルスじゃないけど危険な迷惑アプリ」についてお話します。
スマホのウイルスって何?
スマホのウイルスは、パソコンやスマホの中で勝手に悪さをする“いたずらプログラム”のことです。
人間でいうと、風邪やインフルエンザみたいに「知らないうちに入り込んで、体(スマホ)の調子を悪くする」存在です。
例えば、こんなことをします👇
😅 勝手に写真や連絡先を盗む
😅 広告を勝手に表示する
😅 スマホを動きにくくする
😅 勝手にアプリをインストールする
💡 特に厄介なのがトロイの木馬というタイプ。
見た目は普通のアプリやファイルなのに、中に悪いプログラムが隠れていて、使い始めた途端に被害が出ます。
子どもに説明するならこうです👇
> 「知らない人からもらったお菓子が、見た目は普通だけど中に虫が入っている」みたいな感じ。
> 見た目や包装は安全そうでも、中身は危ないことがあるんです。
ウイルスはどこから入ってくるの?
ウイルスがスマホに入り込む道は、大きく分けて3つあります。
1. 怪しいアプリ
– 公式ストア(App StoreやGoogle Play)以外から入れたアプリ
– 無料ゲームや便利そうなツールに見せかけた偽物
2. 変なメールやSMS
– 「荷物が届きません」「会員登録ありがとうございます」など、不安を煽るメッセージ
– リンクを押すとウイルス入りサイトへ誘導される
3. トロイの木馬型ファイル
– 普通のアプリや画像・PDFに見せかけてウイルスが潜んでいる
ウイルスじゃないけど危ない「迷惑アプリ」
最近増えているのが「スマホクリーナー系」や「広告まみれ系」のアプリです。
ウイルスではありませんが、入れてしまうと実害はかなり大きいです。
実際の相談例
✅ ネット広告に「スマホが遅くなっています!今すぐクリーニング!」と出てきた
✅ 心配になってダウンロードしたら、広告が延々と表示され操作不能に
✅ 削除しても設定が勝手に変えられていて、また広告が出てくる
💡 ポイント
– iPhoneはApp Storeの審査が厳しいため、こうした被害はほぼ起きない
– Androidは外部サイトや広告経由で簡単に入ってしまうことがあり、被害が多い
防ぐための3つの習慣
1. 知らないリンクは押さない
特に「今すぐ○○してください!」系は99%危ないと思ってOKです。
2. 公式ストア以外からアプリを入れない
– iPhone → App Store
– Android → Google Play
以外は基本スルー。
3. スマホを常に最新の状態にアップデート
古いOSはセキュリティの穴が多く、攻撃されやすいです。
🧠 まとめ|怖がりすぎず、でも油断しない
✅ スマホのウイルスは正しい使い方でほぼ防げる
✅ ウイルスじゃなくても迷惑アプリの被害は深刻
✅ 子どもに説明するなら「知らない人からのプレゼントは開けない」が一番わかりやすい
スマホは毎日使う大事な道具です。
ちょっとした習慣で、危ないものからしっかり守れますよ😊
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